スポンサードリンク
ちょっと真面目なエントリー。
自分「から」変わらなければ、結局何も変わらない。
言うは易く行うは難し。
そのことを心から痛感した出来事があった。
自分「から」変わらなければ、結局何も変わらないんだ。
どんなに自己啓発本を読んで知識を蓄えても、それを実践しないことには結局は何も変わらない。
どんなに上司が部下にルールを守れ!と指示しても、本人に自覚がなければ同じミスを繰り返す。
飲酒運転は犯罪であることは誰でも知っている。
飲んだら飲むな!といくら僕らが声を大にして叫んでも、本人に自覚がないから飲酒運転による悲惨な事故が後を絶たない。
ーーー
僕が務めている工場の生産ラインで致命的な不具合を客先に出してしまったことにより、緊急の品質ミーティングが開かれた。
不具合の原因の9割以上は作業者がルールを守らずに作業したこと。
通常と違う動作が生じた(=異常)にも関わらず、上司に報連相もせずに自分勝手に判断したことによって不具合が客先にまで流れてしまった。
決められた手順通りの作業をして、報連相を徹底していれば確実に防げた不具合だった。
ミーティングで出てきた内容は大きく分けて2つ。
不具合を二度と出さないように再発防止策を講じること。
そして、作業者1人1人が品質に対する意識の向上に努めること。
まぁどの職場でもやっているありきたりな品質ミーティングだった。
しかしいくら再発防止策を講じても、意識の向上を図ろうと上司が部下に叱咤激励しても、
自分「から」変わらなければ、結局何も変わらないんだ。
いくら不具合を出してしまった本人が
「自分のせいで職場に迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした」
と職場のメンバーに謝罪しても、
「2度とこのような不具合を出さぬよう、決められた作業は確実に守るようにします」
と(その場しのぎで)言ったとしても、
自分「から」変わらなければ、だんだんと日が経つにつれてミーティングの内容が頭から抜けてしまい、また同じような不具合を出してしまう。
何を隠そう、そんなことふと思った自分でさえ言行不一致だった。
自分は絶対にそんなバカな判断はしない!って思っていたのにも関わらず、やってはいけない判断をしてしまった。
後に上司に指摘されるまでそのことに気がつかなかったのだ。
ようやく自分も言行不一致だと気がついた。
仕事だけでなく、普段の行動も全くの言行不一致だった。
そのことに気がついたら悔しくて悔しくて、家に帰って涙が溢れてきた。
お金や環境や時間などを言い訳にしない。まず自分から変わる!
上司に指摘されたことによって、自分の行動の多くが言行不一致だと気がついた。
言行不一致の原因のほぼ9割は「関心の輪」に目がいっていたこと。
例えば、仕事に追われて疲れまくって勉強や読書やブログを書けないことを悲観している自分がいるとしよう。(今の自分です)
そんな時に出てくる言葉はとにかく言い訳だらけ。
「疲れてたからできなかった」
「眠くて集中できないのは夜勤があるせいだ」
「夜勤のせいで睡眠が浅くなってしまうんだ!」
「寮の食事のバランスが悪すぎるから疲れやすくなるんだ!」
「もっと体力さえあれば、残業さえ減って早く帰ることができれば勉強できるのに!」
けど夜勤があるのも寮の食事も残業があるのも、すべて「関心の輪」に入るものだ。
自分の力ではコントロールできないものである。
自分が変わるには、まず「外」が変わらないといけない。
それではいつまでたっても変わることができない。
思えば思うほどストレスが溜まる一方だ。
自分「から」変わらなければ、結局何も変わらない。
今の自分にできることをまず自分から行動する。
夜勤があって疲れやすいのであれば、夜更かしをせずにさっさと寝ればいい。
寮の食事のバランスが悪いのであれば、自炊をすればいい。
自炊できる環境がなければ、サプリメントを採って代用すればいい。
それさえできなければ、思い切って職場や住居を変えればいい。
自分からコントロールでき、自分から行動できる範囲であるをコツコツとこなしていけばいいだけ。
7つの習慣でいう「影響の輪」を広めていくことが大事なんだ。
人のせいにしない。
環境のせいにしない。
お金のせいにしない。
時間のせいにしない。
できないのは、全て自分の行動に原因がある。
自分「から」変わらなければ、結局何も変わらないんだ。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
反省の意味を込めてこのエントリーを書いてみた。
とにかく言行不一致だった。
そのことに気がついただけでも大きな1歩だ。
今から変えていけばいいだけの話。
自分ができる範囲の中でコツコツ頑張るぞ!
では、今日はこの辺で。