青春18きっぷを使って静岡県内の東海道線をなるべく快適に移動する6つの方法!

青春18きっぷ

青春18きっぷを使って、東京から名古屋や大阪まで移動される方も多いかと思います。

時間はかかりますが、1日あたり2,410円で移動できるのは魅力です。

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が、何と言っても静岡県内(熱海〜浜松・豊橋)の移動がネック。

静岡県内の東海道線は、画像のようなロングシートの車両しか走っておらず、3両や6両という短い編成でやってくるので座席の確保も大変。

下手をすれば、3時間ほどずーっと立ちっぱなしということもあります。

今回は、18きっぱーには鬼門である静岡県内の区間を少しでも快適に移動できる方法についてまとめました。

下に行くほど効果が高いものです。
是非参考にしてみてください!

1. 乗り継ぎ電車の1本前後の電車を利用する。余裕を持った乗り継ぎプランで移動する!

方法その1。

例えば東京駅を14時台に出発する電車に乗って、静岡駅を目指すことにしましょう。

アプリで検索すると、東京駅を14時47分に発車する快速アクティに乗ると効率よく移動できるように見えます。

しかし、熱海駅での乗り換え時間はわずか3分間!
そして、快速アクティは15両に対して、熱海発の電車はわずか5両編成!

熱海駅での乗り換え時間がどんなシチュエーションになるか容易に想像できます。

快速アクティが熱海駅に到着する頃には浜松行きの座席は既に埋まっていて、乗り換え客のほぼすべての方は座ることができないでしょう。
下手すれば静岡や浜松まで満員の車内で立ちっぱなしの可能性大です。

そんな場面を回避する方法として、乗り継ぐ電車の1本前後の電車に変えることをオススメします。

目的地への到着時間が遅れても構わない場合は、1本後の電車を利用する。
そうでない場合は、早めに出発して1本先の電車を利用する。

1本前後の電車を利用して熱海駅での乗り換え時間を確保するだけで、確実に座ることができます。

2. 島田発や興津発の区間電車を始発駅から利用する

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静岡県内の東海道線は、

「興津発浜松行き」
「島田発熱海行き」

などの区間運転の電車が多数運転されております。

このような電車に乗り継ぐ場合に、ターミナル駅である静岡駅ではなく興津駅や島田駅で乗り継ぐことをオススメします。
始発駅から乗り継ぐことにより、座席を確保できる確率がぐーんと上がりますよ!

3. 373系の乗り得電車を利用する!

373系とは、「ワイドビューふじかわ」などに利用されている特急用車両。

青春18きっぷでは特急列車に乗ることができませんが、間合い運用で373系を使った普通列車が運転されています!

普通列車なので青春18きっぷでの利用OK!
特急用車両で快適に移動することができますよー!

2020年3月改正以後、特急用車両である373系を使った普通列車は以下の通り。

【下り 熱海→静岡→浜松・豊橋方面】
  • 熱海08時47分発→沼津09時05分着 1437M
  • 浜松07時07分発→豊橋07時43分着 913M
  • 浜松08時32分発→豊橋09時08分着 921M
  • 浜松20時12分発→豊橋20時46分着 979M
    HL浜松3号から通しの運用!
【上り 豊橋・浜松→静岡→熱海方面】
  • 沼津07時47分発→熱海08時06分着 1428M
  • HL沼津2号から通しの運用!

  • 豊橋06時21分発→浜松06時56分着 914M
  • 豊橋07時48分発→浜松08時26分着 920M
  • 豊橋20時57分発→浜松21時31分着 990M

いずれも毎日運転されています。
移動のタイミングが合えば是非利用してみてください。

4.ホームライナーを利用する

方法その3と被りますが、朝夕を中心に373系の特急用車両を使ったホームライナーが運転されています。

ライナー料金330円が必要ですが、停車駅が絞られているので速達性が高く、特急用車両に乗って速く快適に移動できます。

ライナー券さえ買えば確実に座れるのでオススメの移動方法です!

2020年3月ダイヤ改正以後、静岡県内のホームライナーは以下の通り。

【下り 熱海→静岡→浜松・豊橋方面】
  • HL静岡1号 沼津06時55分発→静岡07時37分着(土日運休)
  • HL静岡31号 沼津07時30分発→静岡08時16分着(土日運休)
  • HL浜松1号 静岡18時12分発→浜松19時11分着(土日運休)
  • HL浜松3号 沼津18時31分発→浜松20時10分着
    浜松から豊橋行きの普通列車に変身!
  • HL浜松5号 19時25分発→浜松21時05分着(土日運休)
  • HL浜松7号 静岡21時13分発→浜松22時13分着(土日運休)
  • HL静岡3号 沼津20時47分発→静岡21時28分着(土日運休)
【上り 豊橋・浜松→静岡→熱海方面】
  • HL沼津2号 静岡07時00分発→沼津07時41分着
  • HL静岡2号 浜松06時35分発→静岡07時40分着(土日運休)
  • HL静岡4号 浜松07時04分発→静岡08時04分着(土日は34号として運転)
  • HL静岡36号 浜松08時29分発→静岡09時28分着(土日のみ運転)
  • HL沼津4号 静岡18時00分発→沼津18時42分着(土日運休)
  • HL沼津6号 静岡19時00分発→沼津19時39分着(土日運休)
  • HL沼津8号 静岡20時20分発→沼津21時01分着
  • HL静岡6号 浜松19時33分発→静岡20時34分着(土日運休)
  • HL沼津10号 静岡21時36分発→沼津22時15分着(土日運休)
  • HL静岡8号 浜松21時18分発→静岡22時18分着(土日運休)

5.ホームライナー浜松3号+普通列車979Mを利用して静岡県内をショートカット!

その3と4の合わせ技。

18時31分に沼津駅を出発するホームライナー浜松3号は、なんと浜松駅でそのまま豊橋行き普通列車に変身します!

ホームライナー浜松3号

ということは、沼津駅でホームライナー浜松3号に乗車して座席を確保すれば、沼津から豊橋駅まで特急用車両で乗車できます!
ライナー券は事前に購入しなくても、車内で購入して空いている席に乗車できます。

この合わせ技を利用すると、東京〜名古屋の移動時間が5時間25分と高速バスより速く移動できます!

ロングシート地獄の静岡県内の区間を特急用車両で快適に移動できるので、イチオシの移動方法です。

6. 静岡県内の区間を新幹線を使ってワープする

新幹線 青春18きっぷ

熱海〜豊橋まで青春18きっぷで移動すると約3時間半かかります。
お金に余裕があれば、追加料金を支払って鬼門な区間を新幹線を使ってワープすると快適に移動できます。

オススメのワープ区間
  • 三島〜静岡(所要時間約18分 1,980円)
    →普通列車で移動する場合と比べて40分節約
  • 静岡〜浜松(所要時間約19分 2,330円)
    →普通列車で移動する場合と比べて55分節約

三島から浜松まで一気にワープするのもオススメです。

その場合のコツとして、特急券を三島〜静岡間、静岡〜浜松間で分割して購入しましょう!
通しで購入する場合に比べて550円安く購入できます。

あとがき

いかがでしたでしょうか。
青春18きっぷを使って静岡県内の区間を快適に移動する方法についてまとめてみました。

個人的にいちばんオススメの方法は、ホームライナー浜松3号と普通列車の合わせ技です。
追加料金330円だけで静岡県内をショートカットできるのは利用価値ありますよ!

18きっぷを使って名古屋〜東京間の移動する際のおすすめプランを作ってみました!

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青春18きっぷを使って移動する際の参考になれば幸いです。

では、今回はこの辺で!

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