東京〜八戸 交通手段徹底比較!新幹線・飛行機・夜行バスの特徴と運賃・お得な利用方法をまとめてみた!

八戸駅

2018年の10月に1泊2日で青森県の八戸市に行ってきました。

東京から八戸市までは新幹線で630kmほど。

行きは飛行機帰りは新幹線を利用しましたが、東京からだと夜行バスも走っており、どの交通手段を利用するかかなり悩みました。

八戸駅

そこで今回は、東京〜八戸間を移動する際の交通手段を徹底比較してみます。

新幹線・飛行機・夜行バスの特徴と運賃・お得な利用方法をまとめてみました。

東京〜八戸間の交通手段はどれがいい?

東京と青森県の八戸市までの交通手段は大きく分けて新幹線・飛行機・夜行バスの3種類。

青春18きっぷや北海道&東日本パスを使って在来線と三セクをひたすら乗り継いで移動する方法もありますが、14時間以上もかかるので割愛。

種類所要時間料金
新幹線3時間前後
(最速2時間42分)
16,790円〜
(最安12,290円〜)
飛行機トータル2時間40分前後9,200円〜18,000円前後
夜行バス10時間半前後3,500円〜

所要時間と料金のバランスがいいのは新幹線。

1日20往復走っているので気軽に移動することができます。

飛行機は1日3本しか飛んでいないが、早得を使えば1万円前後で移動することが可能。

とにかく格安に移動したい場合は夜行バスですね。

それぞれの移動手段の特徴を見てみましょう。

東北新幹線「はやぶさ」号の特徴とお得な利用方法まとめ

はやぶさ

東北新幹線「はやぶさ」の特徴
  • 所要時間:約3時間前後(最速2時間42分)
  • 1日20往復・1時間あたり1本〜2本
  • 正規料金(通常期):普通席16,590円
    グリーン車20,250円
    グランクラス25,490円
  • 最安値:12,290円
  • 本数は多いが全車指定席なのであらかじめ座席の指定が必要!
  • 八戸駅は八戸市の中心街から離れた場所にあるので移動する必要あり

いちばんオーソドックスな移動手段はやはり新幹線。

東京駅から八戸駅まで約3時間でダイレクトに移動することができ、本数も1時間に1本〜2本とそれなりの多さ。

災害にも強く、滅多なことで遅れません。

スケジュールが組みやすいのがいちばんのメリット。

デメリットとしては「はやぶさ号」は全車指定席。

普通車を含めてあらかじめ座席の指定を受ける必要があり、乗車直前に取る場合は満席の場合があるので注意。

あらかじめ予約する必要があるのは飛行機や夜行バスにも言えますが、「はやぶさ号」に自由席がない点だけは注意が必要です。

正規料金は片道の普通席で16,290円から。ちょっと高いですね。

以下の方法を使うことによって、正規料金よりかなり安く移動することができます。

お得な利用方法その1.往復乗車券を使う

八戸駅

単純に東京と八戸を往復する場合は、往復乗車券を買ったほうが安くなります。

往復乗車券は片道のきっぷが601km以上あれば、「ゆき」、「かえり」の運賃がそれぞれ1割引になります。

単純に片道きっぷを買う場合と比べて、往復で1,960円安くなります。

その2.えきねっとトクだ値を使う

JR東日本のネット予約システム「えきねっと(会員登録無料)」の限定きっぷ「えきねっとトクだ値」や「お先にトクだ値」を利用すると安くなります。

普通車料金おトク額備考
えきねっとトクだ値 15,570▲1,0205%引き
乗車日当日の午前1時40分まで要予約
お先にトクだ値12,290▲4,30025%引き
乗車日13日前の午前1時40分まで要予約

グリーン車やグランクラス用は設定されていないので注意。

「はやぶさ」の「えきねっとトクだ値」は5%しか割引されないので、正直使えません(^_^;)

往復乗車券を使って普通に購入するか、後述する株主優待券を使ったほうが安くなります。

乗車1ヶ月前から13日前まで予約できる「お先にトクだ値」だと、25%引き!

25%引きは魅力ですね。

たたし、すぐに売切れてしまうので注意。

また、払い戻しや指定した列車に乗り遅れた場合などに制約があるので注意。

詳しくはこちら。

その3.JR東日本の株主優待券を使う

JR東日本株主優待券

JR東日本の株主優待券を使うことにより、1枚で運賃・特急料金等が2割引・最大2枚利用で4割引となります。

株主優待券は首都圏のチケットショップで容易に入手することができ、1枚2千円〜2,300円ほどで販売されてます。

GWやお盆・年末年始の繁忙期でも利用可能!

ただし、グランクラスには使えず運賃のみしか割引されないので注意。

詳しい利用方法はこちら。

【2枚で4割引】JR東日本株主優待券の使い方・お得になる利用方法を徹底解説!普通車よりグリーン車の値引率が高くてお得だぞ!

チケットショップで株主優待券を2枚で4,300円で入手できた場合の割引額はこちら。

座席区分株主優待後定価おトク額
普通席14,26016,590▲2,330
グリーン車16,47020,250▲3,780

グリーン車の割引額が凄いですね。定価より3,780円も安く乗ることができます。

お得な利用方法1〜3を比較した結果、株主優待券を使ってグリーン車に乗ることにしました。

所要時間3時間ほどと長時間の乗車なので、やはりグリーン車は快適ですね(*^^*)

詳しい乗車レポートも書きましたのでこちらもどうぞ♪

東北新幹線「はやぶさ」グリーン車 八戸駅〜東京駅乗車レポート。可動式枕にレッグレストが快適!株主優待券を使うと安く乗れるぞ!

その4.パックツアーを使う

八戸 ホテル

宿泊を伴う旅行の場合は、往復の新幹線きっぷとホテル宿泊がセットになったパックツアーを利用する方法があります。

新幹線のパックツアーは各種旅行会社から出てますが、柔軟に予定が組みやすいのはJR東日本の系列旅行会社「びゅう」が販売する「ダイナミックレールパック」ですね。

利用列車やホテルなどを様々な条件で組み合わせることが可能。

追加料金を払うことによって普通車をグリーン車にしたり、同時にレンタカーも手配できたりと柔軟にパックを組むことができます。

例えば、帰りだけ追加料金を払ってグリーン車にすることも可能♪

予約後はJRの指定席券売機できっぷを受け取ることができるのも便利ですね。

今回は行きは飛行機・帰りは新幹線にしたので使いませんでしたが、単純に往復の新幹線とホテルを個別に取るよりトータルで安く取れることが多いです。

宿泊を伴う旅行の場合は、きっぷを買う前に「ダイナミックレールパック」で検索してみるのをおすすめします(*^^*)

飛行機を利用する場合の特徴とお得な利用方法まとめ

JAL三沢便

三沢空港まで飛行機を使う場合の特徴
  • 所要時間:トータル2時間40分程度(フライト時間1時間20分+連絡バス乗車時間)
  • 1日3往復
  • 最安値:9,400円(先得)〜1日前の予約で18,000円前後
  • 本数は少ないが八戸市の中心街までバス乗り継ぎで早く行ける
  • 三沢空港には売店とレストランがそれぞれ1軒ずつしかないので注意

続いて、羽田空港から三沢空港まで飛行機を利用する方法をご紹介。

羽田空港から三沢空港まではJALしか飛んでおらず、1日3往復のみ。

三沢空港連絡バス

三沢空港から八戸市の中心街まで連絡バスで移動する必要があり、所要時間は約50分ほど。

八戸市の中心街までの所要時間は、フライト時間とリムジンバスの乗車時間を合わせるとトータルで2時間40分ほど。

便数は少ないですが、新幹線より早く移動することが可能でダイレクトに中心街までいけます!

運賃も75日前までの予約で9,400円からと、事前に日程さえわかれば新幹線よりかなり安く抑えることができます。

フライト前日に予約しても18,000円前後。新幹線とほぼ変わらないですね。

エンブラエルE190 クラスJ

一日3往復のうち、昼間時間帯の1往復はエンブラエルE190という小型機で就航。

新幹線のグリーン車に相当するクラスJシートは1列×2列シートですごく快適!

エンブラエルE190 座席

フライト時間は1時間20分ほどなので、普通席でも十分快適です。

三沢空港

ただし、三沢空港には売店とレストランが1軒ずつと有料の待合室(カードラウンジではない)しかなく、空港施設としてはかなり簡素なので注意(^_^;)

1泊以上の旅行の場合は、JALが販売しているパックツアーであるJALダイナミックパッケージで検索してみるのをオススメ!

JALダイナミックパッケージでは、希望フライトとホテルを自由に組み合わせることが可能。

追加料金を払うことで片道だけクラスJにしたりすることができます。

パックツアーでもJALカードを使うことでマイルもしっかり貯めることができるので、マイラーにもオススメですね!

僕は羽田から三沢空港までエンブラエルE190のクラスJを利用してみました!

こちらの搭乗記も合わせてどうぞ!

JAL(J-AIR) 羽田〜三沢(八戸)クラスJ搭乗記!2×1列シートが快適!小型機だけど広くて揺れなかったぞ!

夜行バスの特徴とお得な利用方法まとめ

バスタ新宿
最後にご紹介するのが夜行バス。

東京から八戸市までは各社から4便運行されてます。

運行会社運賃シート備考
オリオンバス3,500円〜4列のびのびトイレ無し
WILLER EXPRESS4,300円〜4列リラックストイレ無し
シリウス号7,800〜10,200円3列独立トイレあり
コンセントなし
開放休憩なし
しもきた号7,800〜10,200円3列独立木・金・土運行
毎年1月上旬〜2月下旬は運休
トイレあり
コンセントなし

オリオンバスとWILLER EXPRESSはいわゆるツアーバス。

4列シートでトイレがないですが、安価で移動することが可能です。

シリウス号としもきた号は国際興業バスが運行し、座席は3列シート。

シリウス号のみ途中のPA・SAで開放休憩が行われないので注意!

車内で熟睡したい方はシリウス号がおすすめですが、途中のSAで飲み物も買えないので注意が必要。

SAで車外に出て休憩したい方はシリウス号以外が選択肢になります。

新幹線や飛行機と比べると安価に移動することができ、翌朝から時間を有効に使えるのが夜行バスの強みですね。

あとがき

八戸駅

東京〜八戸までの移動手段を新幹線・飛行機・夜行バスで比較してみました。

時間が読めてオススメな移動手段は、やはり新幹線。

とにかく安価に移動したい場合は、夜行バス。

事前に日程も決まっており、速さ重視でマイルもしっかり貯めたい場合はJALですね。

それぞれの移動手段にメリットデメリットがありますので、日程や予算に応じてチョイスしてみてください!

飛行機・新幹線の乗車レポートも合わせてどうぞ!

JAL(J-AIR) 羽田〜三沢(八戸)クラスJ搭乗記!2×1列シートが快適!小型機だけど広くて揺れなかったぞ! 東北新幹線「はやぶさ」グリーン車 八戸駅〜東京駅乗車レポート。可動式枕にレッグレストが快適!株主優待券を使うと安く乗れるぞ!

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