振替乗車を使ってJRや私鉄など他社線で迂回する際にきっぷ代で損をしない小技【交通費節約術】

先日、根岸線桜木町〜横浜間での架線切断により、関東のJRダイヤが大幅に乱れました。

僕もその日にみなとみらいであった花火大会を観に行ってたので、思いっきり巻き込まれました。

横浜発着のJRは全てストップ。

地下鉄も横浜アリーナあったバンプのライブと花火大会の帰宅客が殺到して、カオス状態。

自宅の最寄り駅である横浜線の淵野辺へ帰るために、相鉄線と小田急線を利用して町田駅まで振替乗車を利用することにしました。

SuicaやPASMOで改札を通って相鉄線へ!

・・・っと!それじゃ振替乗車を受けることができなくてきっぷ代で損しますよ!

振替乗車のカラクリ

今回のようにJRがストップした場合は、相鉄や京急や小田急などの振替乗車を利用することができます。

振替乗車を利用することができるのは、ストップした区間の乗車券や回数券を持っている方とその区間が含まれた定期券を持っている方のみ。

SuicaやPASMOで乗車する(してた)際は振替乗車を利用することができません!

振替乗車については京王のホームページに詳しく載っております。

横浜駅から淵野辺駅まで振替乗車をする場合の料金比較

今回、僕が振替乗車をした横浜駅から横浜線の淵野辺駅間で比較してみましょう。

まずはJRがストップしていなかった場合。

横浜線1本で直通した場合の運賃は550円。

横浜から相鉄線に乗って大和で小田急線に乗り換え、町田まで振替乗車をして淵野辺まで行く場合の運賃は628円。

振替乗車をしたら78円も高くなって時間もかかる。
おかしな話ですよね。

そこで、振替乗車をする際はあらかじめJRの券売機で目的地までの駅の乗車券を買いましょう!

横浜駅で淵野辺までの乗車券550円を購入すれば、相鉄線も小田急線も振替乗車を受けることができ、追加で切符を買う必要がありません。

SuicaやPASMOで改札を通ると振替乗車を受けることができないので、あらかじめ切符を購入しておくのがベストな方法。

この方法であれば迂回する分時間と労力がかかりますが、いつもと同じ運賃まで目的地へ移動することができます。

あとがき

この方法は京急線などの私鉄がストップしてJRへ振替乗車する場合も使えます。

  • 品川から京急線で上大岡まで行くつもりだったが、京急線がストップしてしまいJRと地下鉄を乗り継いで上大岡まで行く場合ー

→あらかじめ京急品川駅で上大岡までの切符(422円)を購入すれば、JRと地下鉄を乗り継いだ場合(555円)と比べて損をせずに移動することができます。

JRや私鉄がストップして他社線へ迂回乗車する場合は、あらかじめ切符を購入しておけばOKと覚えておきましょう。

関東の友人にこのことを話したら知らなかった!とのことなので、知っておけば使える小技として書いてみました。

ちなみに中央線がストップして山手線で東京から新宿に向かう際は、普通にSuicaやPASMOで改札を通って大丈夫です。

JRだけを使って迂回乗車した場合は、実際の経路ではなくて目的地までの最短距離で料金が計算されるので深く考えなくてOKです。

(この特例があるから片道140円のきっぷで大回り乗車できちゃうというカラクリがあるんですよね♪)

他社線を使って迂回乗車する場合はあらかじめ切符を買っておく!
これだけ覚えておきましょう♪

では、今回はこの辺で。

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