2018/01/31(水)
12時過ぎの松本駅。
前日に“初代スーパーあずさ”である”E351系”乗り納めの旅をした帰りに、新型スーパーあずさであるE353系に乗って松本から新宿まで行ってきました!!
初代スーパーあずさであるE351系に比べて、乗り心地は格段に向上!!
全席コンセント付きで普通車にも可動式枕が付くようになり、さらに快適に移動できるようになりました♪
ブログ執筆当時は「スーパーあずさ」として運転してましたが、2019年3月ダイヤ改正よりすべての「あずさ」「かいじ」「富士回遊」号が新型車両のE353系として運転されてます。
また、「スーパーあずさ」「あずさ」の区別もなくなり、松本へ行くすべての列車が「あずさ」として運転されています。
当記事も2020年4月現在に合わせて加筆修正しております。
実際に乗った感想や、E353系おすすめの座席などを紹介しますね!
あずさ・かいじに使われるE353系とは!?
E353系は2017年12月にデビュー。
初代スーパーあずさであるE351系の後続車両として開発されました。
E351系は振り子式車両でしたが、新型車両のE353系は空気ばね式の車体傾斜装置に変更されました。
振り子式車両に比べて、乗り心地は格段に向上!
こちらの記事が詳しいです。
デビュー当時はスーパーあずさのみE353系が充当されてました。
その後どんどん増備され、2019年3月ダイヤ改正よりすべての「あずさ」・「かいじ」号がE353系車両が使われております。
E353系あずさ乗車記!
ではでは、さっそく乗り込みましょう。
行先表示器は幕式からフルカラーLEDへ。
もう”スーパーあずさ”表記は見ることができなくなりました・・・。
初代車両と比べるとデッキもかなり明るくなってますね!
E351系のデッキはこんな感じでした。
初代車両であるE351系の普通席はテーブルもコンセントもない暗い車両でしたが・・・
その差は一目瞭然!!
新型車両であるE353系車内はすごく明るい!!
車内も広々として気持ちいですね(*^^*)
車内の案内表示器もフルカラーLEDになり、より詳細に表示できるようになりました。
続いて、車内の座席について詳しくレビューしますね。
全席コンセント+可動式枕付きで居住性は大幅に向上!
新型車両であるE353系の進化点として、可動式枕が普通車も含めて全席に設置。
体型によってフィットする高さは違うので、自分好みの高さに変えられるのはいいですね(*^^*)
「E353」のデザインがかっこいい!!
進化点その2。
E351系にはなかったテーブルが設置。
今では特急に乗れば当たり前のように設置されているテーブルですが、初代車両にはテーブルすらありませんでした(笑)
さらに、普通車も含めて全席にコンセントが設置!!
場所は前の座席の足元にあるのでケーブルが短いとちょっと使いづらいですが、普通車全席設置されているのは嬉しいですね(*^^*)
15インチのMacBook Proも乗せることができます。
ただ、中央線はトンネル区間が多いので電波が拾えない時間が多いので注意。
座席間隔はE351系が970mmに対して、E353系が960mm。
座席間隔が10mm短くなってますが、逆に足元が広くなってるのでE351系より広く感じます。
初代のE351系は足元に蓋がしてあり、足を伸ばすことができませんでした(^_^;)
さらに、E353系には荷物置き場が新設。
大きな荷物がある場合は便利ですね。
荷物置き場は1号車・3号車・5号車・7号車・10号車・12号車の客室内と、9号車(グリーン車)のデッキ部にあります。
そうそう、トイレもかなりきれいになってGOOD!!
車いす対応トイレはかなり広々として使いやすい感じ。
最後にグリーン車を探索。
シートピッチが普通車と比べて960mmから1,160mmと広くなってゆったりしてますね。
個人的に新幹線はグリーン車に乗りますが、在来線特急はモーター音を効きたいので普通車に乗っちゃいますね。
在来線特急のグリーン車に乗ると静かすぎて落ち着きませんw
E353系のおすすめ座席は!?
2019年ダイヤ改正より、「あずさ」・「かいじ」・「富士回遊」号は全座席指定席となりました。
そのため、「あずさ」や「かいじ」等に乗車する際は、えきねっとや指定席券売機であらかじめ座席を指定(もしくは座席未指定券を購入して後から指定)する必要があります。
昔は駅員さんに座席の希望を伝える必要がありましたが、今はえきねっとや指定席券売機で自由に座席を選択できます。
E353系から見える景色として・・・
- A席側:八ヶ岳など
- D席側:富士山・南アルプス・諏訪湖・北アルプスなど
が見えます。
D席側からの光景。富士山が見えますね(*^^*)
松本方面に行く場合も新宿方面に行く場合もD席側の方が景色がいいです!
ただし、D席側だと太陽の光が終始眩しいので、眩しいのが嫌な場合はA席の方が落ち着きます。
富士山や相模湖は見えませんが、A席側も景色いいですよ(*^^*)
写真の通り、普通車には窓枠が付いているので、進行方向によって窓枠に被らない席を選ぶ方がベスト!
- 新宿発→甲府・松本方面のあずさ・かいじ:奇数座席
- 松本・甲府発→新宿方面のあずさ・かいじ:偶数座席
を選ぶと窓枠に被らない座席に当たります。
(一部例外あり)
ただし、最前席はご覧のとおりに窓枠が少し狭いです。
また、10号車の1番A席とD席は車椅子対応座席となってます。
松本から新宿方面に向かう際に10号車の2番席に座ると、前の座席が車椅子対応座席となってる関係上テーブルがありません!!
小型のテーブルしかありませんので、PC作業される方は注意してください。
自分が乗車した際もこの席に座ってたサラリーマン2人がPC使えず苦笑いしてました(^_^;)
基本的に1番・2番・16番・17番座席は荷物棚があったり車輪が真下にある関係上、揺れる上に使い心地が悪いので居心地がよくありません。
座席が空いてる際は、なるべく真ん中の座席を選ぶようにしましょう。
E353系あずさに乗ってみた感想
松本から新宿まで乗車し、10号車の真ん中あたりのD席をチョイス。
新型スーパーあずさ(2018年当時)乗車を祝してビールで乾杯です。
大型テーブルのおかげで駅弁が食べやすくなってよかった。
信州黄金シャモめし、美味でした!
乗り心地は格段に向上!!
E351系と比べるとほとんど揺れなくて快適そのもの。
ただ、高速でカーブを通過する際は車体傾斜装置だけでは対処しきれないのか、たまに横Gがかかるのが気になった。
それでも初代車両と比べると乗り心地かなり良かったですね。
駅弁食べて読書してお昼寝したら、あっという間に新宿到着!
可動式枕のおかげで座り心地が良くて爆睡でした(笑)
この記事を執筆後にE353系には何度か乗りましたが、やはり可動式枕はいいですね。
毎回乗る度に寝てしまうくらい気持ちいいです。
あとがき
E353系は外観もかっこいいし、車内も快適でかなり気に入りました(*^^*)
基本的にバスより電車派なので、甲州や信州方面に向かう際はまた「あずさ」や「かいじ」に乗りたいですね。
この乗車記がみなさんのお役に立てれば幸いです。
では、今回はこの辺で。