鉄道の旅が大好きで福岡から東京まで青春18きっぷで2日かけて行ったりするぶっちー(@butti15)です。
毎回東京行くたびに東京の鉄道路線網は本当に凄いなー!!とワクワクします。
何度も東京行く機会があったのですが、ずーっとやりたくてやりたくて仕方がなかったものが1つありました。
それは、「片道140円の安いきっぷだけで気軽に一日中電車に乗って日帰り旅行してみたい!」こと。
ん!?
片道きっぷだけ!?
それって不正乗車にならないの!?
いやいや、実は不正乗車にならずに片道きっぷだけで堂々と日帰り旅行することができちゃうんです!!
今回は「大都市近郊区間における選択乗車の特例」という俗にいう「大回り乗車」を使って日帰り旅行してきましたので紹介します♪
大都市近郊区間における選択乗車の特例、「大回り乗車」とは!?
このきっぷのカラクリについて簡単に説明しますね。
例えば品川駅から新宿駅まで行くことにしましょう。
品川から新宿まで200円。
さて、みなさんならどのルートを使っていきますか!?
普通に行くのであれば新宿まで山手線の外回りを使っていくかと思います。
けど、他にもたくさんルートがありますよね!?
東京駅の駅ナカで買い物をして中央線で新宿に行ったり
山手線の内回りを使ってぐるっと遠回りに一周しても行けます。
普通であれば乗った距離に応じて料金は変わりますが、実は上記の3ルートどれで行っても料金は200円なんです!
東京などの大都市だと実際に利用者がどのルートで行ったのかJR側で把握できないので
実際の乗車経路に関わらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます!
このカラクリが「大都市近郊区間における選択乗車の特例」です。
このカラクリを使うと品川から川崎まで行って、川崎から南武線で立川まで行ってそこから中央線で新宿まで行っても200円で行けちゃいます。
ただし、
・途中下車できない(降りると実際の経路のきっぷ代を請求される)
・同じ経路、駅を2度通ることができない
などのルールがあります。
詳しくはこちらのページを参照してください。
JR東日本のHPから引用しましたが、東京近郊区間は東京だけでなくて関東一帯の広いエリアにまたがってます。
他にも仙台や新潟、大阪や福岡にも同じような大都市近郊区間があります。
途中下車せずに同じルート、駅を通らなければどんなに遠回りに乗車しても最短距離の料金で乗車できる制度。
実際にわざと遠回りに乗ってみましたw
実際に200円のきっぷを使って北関東を一周してみた
2014年10月末。品川駅にて。
夕方から新大久保で予定がありましたが昼間はフリーだったので、時間つぶしにと実際に乗ってみました。
品川から新大久保まで200円。
山手線だと20分でいけますが今回は7時間以上の長い旅の始まりです。
京浜東北線で上野まで行って常磐線に乗車!
電車の中での読書がとても捗ります。
程よい雑音に揺れる車内だとなぜか集中できるんですよね。
途中の我孫子駅にて一旦下車。
我孫子駅のホームにある弥生軒という駅そばで有名な「唐揚げそば」を頂きました♪
そのまま常磐線に乗ってひたすら北東に進み、茨城県に突入。
のどかな風景が広がってとても気持ちいい(*^^*)
茨城県の友部駅まで来ました。
ここまでの所要時間2時間半。
しかもここから先の水戸線がくるまで30分以上待たないといけないハメに(^_^;)
のんびり待つことにします。
30分待って水戸線に乗車。
友部から栃木県の小山まで行って、さらに両毛線に乗って高崎まで行って北関東を横断します。
水戸線は東京ではもう乗れない415系に乗車。
のどかでいいです。
車内でブログも書けちゃいます。
1時間ほどで小山に到着!
さぁどんどん西に進みますよ!!
今回の旅でいちばんテンションが上がった瞬間!!
両毛線はまだ湘南電車が現役だった!
鈍行列車の旅と言えば湘南電車。
そしてボックス席に座って景色を眺める。
景色を眺めながらこれからの自分や方向性など考えていました。
部屋にこもるより電車の中の方がいいアイデアが浮かんできます。
品川から6時間かけて高崎に到着。
あとはいつも乗り慣れている高崎線に乗って赤羽まで行くだけです。
高崎線は車内の混雑が凄くて全然快適じゃなかった(^_^;)
品川を出てから7時間半、北関東をぐるーっと一周して目的地の新大久保駅に到着。
色んな電車に乗れたし読書も捗りブログも書けて楽しいひとときでした(*^^*)
あとがき
色々書いてたら自己満レポになってしまいました(^_^;)
わざわざ僕みたいに北関東を一周する必要は全くないです。本当に。
けど、忙しくて旅に出れない!!方に本当にオススメ。
たまには普段は使わない遠回りなルートで帰ってみたり、山手線を逆方向に乗って電車の中で読書をしたりすることで日常の中でも「旅」をしている気分に十分になれます。
そして時間や余裕があるときには、140円のきっぷだけで房総半島を一周してみたりするのをオススメします(*^^*)
鉄道好きな子供には大喜び!!
ぜひ一度は試してみてくださいね。
では、今日はこの辺で。