ぶっちー(@butti15)です。
エクスプレス予約を使って東海道新幹線にはよく乗りますが、先日久々にJR東日本の北陸新幹線に乗りました。
今までJR東日本の新幹線に乗る際は、「えきねっと」でわざわざ予約して券売機で発券してました。
先日、ふとiPhoneのSuicaアプリを開いてみると、「モバイルSuica特急券」という欄があるではないですか!
本当に今更ですが、iPhoneでもモバイルSuica特急券を使えるのに今になって気がつきました・・・。
2016年9月に発売されたiPhone7よりiPhoneでもSuicaが使えるようになり、同時にモバイルSuica特急券が買えるようになってます。
JR東海のエスクプレス予約も2017年から対応。
JR東日本もJR東海もチケットレスで新幹線に乗れるんですね・・・。
気がつかなかった(^_^;)
しかも、JR東海のエスクプレス予約と同様、モバイルSuica特急券で購入した場合は料金が割引され、全車指定席の「かがやき」や「はやぶさ」なども自由席料金以下の値段で買えちゃいます!
さっそく使ってみたのでご紹介しますね!
モバイルSuica特急券の購入方法
まずは、iPhoneのSuicaアプリから、右下の「チケット購入・Suica管理」をタップしてください。
そうするとグリーン券などのチケット購入画面になりますので、「モバイルSuica特急券」を選択。
あとは案内にしたがってタップするだけ。
「時間を指定して購入」を選択したら、「東北・山形・秋田・北海道新幹線」か「上越・北陸(長野新幹線)」を選ぶ画面になるので、行き先で選択。
今回は東京から長野まで移動するので、「上越・北陸(長野新幹線)」を選択しました。
希望乗車日と乗車駅・降車駅を選択して「次へ」をタップ。
そうすると出発時刻に近い順に候補の列車が表示されるので、乗りたい列車をタップ。
指定席・グリーン車・グランクラスの空席状況と料金が表示されるので、乗りたい座席を選択。
ちなみに東京から長野まで券売機や窓口で紙のきっぷを購入した場合の「かがやき」指定席料金は8,200円。
モバイルSuica特急券なら7,400円なので800円も安いですね!
「かがやき」は全車指定席で自由席は連結されてません。
自由席が連結されている「はくたか」や「あさま」に乗った場合の自由席料金は、7,680円。
モバイルSuica特急券だと自由席料金以下の値段で利用できます!
ただし、エクスプレス予約と同様、東京都区内や山手線内の乗車券ではなく新幹線の発着駅までの乗車券しかついていません!
新宿からモバイルSuica特急券で新幹線に乗る場合は、新宿〜東京間の乗車料金が必要となります。
(Suicaで改札機をタップするだけなので自動で引き落としされます)
モバイルSuicaからでも座席選択が自由にできるのもいいね。
号車選択のUIはいまいちですが、「えきねっと」よりは操作しやすいですね。
あとはSuicaに紐付けしたビューカードもしくは登録クレジットカードで決済完了!
無事に特急券が発券されました。
あとは乗車当日に新幹線の改札機にiPhoneをタップするだけ!
「えきねっと」と違って紙のきっぷを発券する必要がなく、券売機や窓口に並ぶ必要がないのでめちゃくちゃ楽でした(*^^*)
モバイルSuica特急券のメリットは、エクスプレス予約と同様に自由に変更が可能!
指定された列車に乗り遅れても後続列車の「自由席」に乗車可能な上、払い戻しも310円かかるだけ。
先得料金である「えきねっとトクだ値」の場合、乗り遅れた場合は乗車券のみ有効で、別途特急券を購入する必要があります。
直前に新幹線に乗る場合は圧倒的にモバイルSuica特急券の方が便利ですね♪
主要区間のモバイルSuica特急券料金 「かがやき」や「はやぶさ」の指定席にも自由席料金以下の値段で乗れるぞ!
最後に、主要区間のモバイルSuica特急券料金をまとめておきます。
速達タイプで全車指定席しかない「かがやき」「はやぶさ」「こまち」の場合でも、モバイルSuica特急券の料金は同一です。
「やまびこ」や「はくたか」の自由席に乗る場合はあまり料金が変わりませんが、「かがやき」や「はやぶさ」に乗る場合はかなりお得になります。
表の「指定席料金」の福島・仙台は「やまびこ」に乗車した場合、盛岡〜新函館北斗・秋田は「はくたか・こまち」に乗車した場合の料金となります。
東京駅から | 指定席料金 | モバイルSuica特急券 | オトク額 | スーパーモバトク料金 | オトク額 |
---|---|---|---|---|---|
福島 | 8,950 | 8,230 | ▲720 | ー | ー |
仙台 | 10,890 | 9,970 | ▲920 | 8,960 | ▲1,930 |
盛岡 | 14,740 | 13,270 | ▲1,470 | ー | ー |
八戸 | 16,290 | 14,400 | ▲1,890 | ー | ー |
新青森 | 17,350 | 15,430 | ▲1,920 | ー | ー |
新函館北斗 | 22,690 | 20,630 | ▲2,060 | 15,460 | ▲7,230 |
山形 | 11,340 | 10,180 | ▲1,160 | 9,550 | ▲1,790 |
新庄 | 12,870 | 11,730 | ▲1,140 | ー | ー |
秋田 | 17,800 | 15,540 | ▲2,260 | 13,510 | ▲4,290 |
長野 | 8,200 | 7,400 | ▲800 | ー | ー |
富山 | 12,730 | 11,990 | ▲740 | 10,780 | ▲1,950 |
金沢 | 14,120 | 13,380 | ▲740 | 12,030 | ▲2,090 |
新潟 | 10,570 | 9,670 | ▲900 | 8,690 | ▲1,880 |
基本的にどの区間も自由席特急券以下の値段で乗ることができます。
特に「はやぶさ」や「こまち」が運転されている区間(新青森・新函館北斗・秋田)などは、元の料金が高い分割引率が高いですね。
表に載せてある「スーパーモバトク料金」は、「えきねっとトクだ値」と同じように乗車前日までに購入した場合にさらにお得な料金で乗れるサービスです。
詳しくはこちら。
「えきねっとトクだ値」と同様、乗車前日まで購入する必要があり、一度購入した後は指定列車しか乗れず変更が一切できません。
払い戻しも特定料金が必要など、飛行機で言う先得みたいなサービスです。
その分、モバイルSuica特急券よりさらにお得な料金で利用することができます。
日程がはっきり決まってる場合はスーパーモバトクがおすすめですね。
あとがき
iPhoneで気軽に予約でき、チケットレスで紙のきっぷより乗れるモバイルSuica特急券。
区間によっては「えきねっとトクだ値」より割引率が高くて使いやすいので、これからJR東日本の新幹線に乗って移動する際はモバイルSuicaが第一候補になりますね。
東北新幹線の盛岡以北など、株主優待券を使った場合の方が安い場合を除いてはモバイルSuica特急券を使って移動することにします。
みなさんもぜひ試してみてください(*^^*)
では、今回はこの辺で。